探偵業務中の「居眠り」絶対に許されない
やはり、どんな仕事であっても「眠気がやって来る場面」はあるものですね。
それは探偵も例外ではありません。
同じ人間ですからね。
探偵業務で眠気に襲われるのは「張り込み中」「調査の帰り」
まだ、調査の帰りに電車の中で眠ってしまうのは許されるでしょうが、運転中の居眠りは「同乗する相棒」にも迷惑を掛けかねないので、やはり許されない行為です。
ましてや、張り込み中は絶対に許されるものではありません。
一瞬、ウトウトと眠ってしまったがために「大切な証拠を撮り逃す」事だって十分あり得ます。
これは探偵としては全体許されない行為ですので、「尾行で見失う」以上に先輩から怒られれましたし、後輩を叱ってもきました。
ある意味、現役時代は「居眠り運転で事故をする」より「居眠りをして証拠を撮り逃す」事の方が恐怖でしたね。
元探偵が行なった、現役時代の居眠り対策
もう現役探偵ではないので白状しますが、私は結構な「居眠り運転」の常習者でした。
これは探偵業界に入る前からで、「深夜に居眠り運転をし、気付いたら自宅ガレージにいた」や「凄い山道を居眠りしながら下ってきた」等、色々なエピソードを持っています。
でも、やはり居眠り運転は「していても気持ちいいものではない」とは感じていたので、現役時代は色々な対策を行なっていたのも事実です。
ここでは、その数々の居眠り対策をご紹介いたします。
立ち上がる、歩く
張り込み中の眠気は、ほぼ100%座っている時にやってきます。
(新人時代、1度だけ立ったまま意識を失った事はありますが…)
ベンチや花壇に腰かけて張り込みしたり、車内で座っての張り込み等、数時間に一度、必ず睡魔ってものが襲ってくるものです。
そういった場合には、立ち上がる、周りを少し歩く等がベストです。
体に痛みを与える
これも一般的ですが、腕や足をつねって眠気を覚まそうとする作戦ですが、経験者の私としては
張り込み>体をつねる
車の運転>体をつねる
知らぬ間に、「つねる」という行為を止め、居眠りしています。
真冬、車の窓を全開で走る
これは居眠り運転対策ですが、冷風を体中に浴びると眠気なんて吹っ飛ぶと思うじゃないですか?
私は、これでも居眠り運転してしまいました。
元探偵が編み出した「最強の居眠り運転対策」
カーステレオを大音量で流す
これも居眠り運転対策ですが、これは百発百中で眠りませんでした。
まさに大音量で「強制的に眠らせない」といった感じでしょう。
もちろん、張り込み中は絶対にできません。
おそらく、信号待ち、隣の車の横を通過した時に驚かせること間違いないですが、
不幸な事故を起こすよりはマシ
という事で、「居眠り運転しそうだな」って時には必ず実行し、100%効果を上がていました。
あまりお勧めはしませんが、「絶対に居眠り運転が許されない」って状況に陥ったら使ってみて下さい。
今現在の現実的な居眠り運転対策
まぁこれらは少し昔のお話になりますので、現在では「便利な機器」も販売されています。
「居眠り運転防止」「わき見運転防止」機器といった商品名で販売されていると思いますが、けっこう精度が高いので、最終的な居眠り運転の切り札としては、このような機器を車輌に取り付けるのをお勧めいたします。