探偵の給料明細
探偵はいくら貰っている?
ここに興味がある方も多いのではないでしょうか。
元々、探偵興信所への依頼料が高いから、
きっと探偵もいい給料をもらっているはずだ
と考えて、この業界に入ってくる方も少なくありませんが、現実はそう甘くはありません。
業界内では、そこそこ高い給料を貰っている凄腕の先輩探偵もいらっしゃいましたが、「時給1,000円」程度の探偵がいる事も知ってほしい現実ですね。
ふつう
1日の依頼料が10万なら、探偵の日当は2万ぐらい貰える
と思うでしょ?
あながち間違いであはありません。
しかし、それには「ある程度の仕事ができる」が条件になります。
お客さんだって「すぐにターゲット見失う」「ろくに証拠撮影も出来ない」ような探偵興信所にお金を払いたがらないでしょ?
それは、もちろん探偵興信所の経営者だって同じです。
「ポンコツ探偵には1円も払いたくない」ってのが正直な気持ちだと思います。
探偵の仕事は、ある程度「経験」と「センス」が必要になってきますので、この業界に入って3年未満の探偵は、せいぜい時給に換算して「1,000~2,000円」程度の給料が多いのではと思います。
新人探偵なら、もっと安い時給で働いている子もいました
もし時給2000円に魅力を感じられたなら一度探偵を志されてはいかがでしょうか?
楽な調査を10時間して2万円なら嬉しいですが、キツい調査を10時間して「こんなに苦労して2万円か…」って思う時もあります。まぁ普通の仕事と一緒ですね。
安定して調査を行なえて、誰もが唸る撮影がほぼ毎回出来るのであれば、時給3,000円だって4,000円だって夢ではありませんし、
他の探偵事務所から「名指しで下請けの調査依頼」が来る事だって珍しくありません。
探偵の時給4,000円って高くない?

単純に「時給4,000円」って聞くと高いと思われるでしょ?
でも考えてみて下さい。
真夏の炎天下、真冬の冷たい突風が吹く中、ある一点を集中して見ておかなければなりません。
食事だってまともに取れない日だって珍しくはありませんし、繁忙期で人が足りなければ2時間程度の仮眠で次の現場に出発する事だってあります。
また、お正月やお盆でも仕事が入れば、友人や家族との約束を断って調査に出向く事も珍しくはありません。
どうでしょう、あなたに出来ますか?
特に最近の若い子には、なかなか難しいのではないでしょうか。
もし出来そうなら、探偵事務所の門を叩いてみてください。
そして、がむしゃらに頑張ってみてください。
この業界は、センスとやる気があれば、おのずと評価されて給料も上がっていきます。