フリーランス探偵の増加|変化していく探偵業界 | 探偵・興信所の選び方|20年の経験を持つ元探偵ならではの選び方とは
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フリーランス探偵が今後増加する?|今後業界に起こる変化

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不景気の影響を受ける探偵の裏話
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景気、あまり良くないですよね?探偵業界も同様です

先日、私もよく知っている探偵興信所が潰れたという話を耳にしました。

正直、あまり驚きはしませんでしたが、「あそこが潰れるなら他の探偵興信所は大丈夫か?」って心配になるような探偵興信所がまだまだいっぱいあると思います。

もちろん、私が在籍していた探偵興信所も例外ではありませんがね…

 

年々、探偵の仕事が減っているような気がする

というのは何となく感じていましたので、これも私が探偵業を離れた理由の一つでもあります。

ずいぶん前から「格差社会」なんて言われていますが、これがそのまま探偵業界内でも起こっているのが実情です。

「儲かっている探偵興信所」と「そうではない探偵興信所」の2極化するわけですから、今の中小探偵興信所はかなり厳しい状況だと思います。

これまでは何とかやり繰りしてやってこれたのが、「何かのきっかけ」で急激に経営が悪化する…
今回は「新型コロナウィルス」が何らかの「きっかけ」になるかもしれませんね…

 

フリーランス探偵の登場

フリーランスって言葉、最近よく聞きませんか?

フリーランス」とは「個人事業主」を事を指しますが、最近では

会社や団体などに所属せず、仕事に応じて自由に契約する人。
主に「カメラマン」や「デザイナー」、「プログラマー」等のウェブ関係の職種で、クライアントからの仕事を個人として受任している人。

と定義されることが増えましたよね?

最近の日本でも「会社に所属して働く」のではなく、個人として「自由な時間で自由な場所で働く」ような労働形態が広まりつつあります。

企業からしても「多くの社員を抱えて、毎月給料を支払う」事は多くの負担になるわけで、「必要になった時にだけ専門家に仕事を依頼」という形をとる企業もどんどん増えています。

この「波」が探偵業界にも来ているのではないかと個人的には感じています。

一般的な探偵業では、個人事業主とは言え

  • 事務所を契約して、相談室のような場所を確保しておく
  • ホームページや電話回線を用意して、問い合わせ先や企業情報を明記しておく
  • 従業員に対する給料の支払い

等のように月々の維持費も結構かかるみたいです。

だったら

オフィスも借りず、会社名も出さず「下請け」だけで生きていく

と考える個人の探偵が増えてきても不思議じゃありませんよね。

  • 自宅で探偵業の届出を出す
  • ホームページも電話番号も出さない
  • 取引先の探偵興信所からの仕事を受ける
  • 時々、知り合い経由で仕事を受ける

という形で探偵業界に携わる方が増えているように思います。
今後、この流れはさらに強くなり

「大きな探偵興信所」と「フリーランス探偵」の2極化

するのではないかと個人的には思っています。

中堅の探偵興信所は倒産するか、フリーランスレベルまで企業規模を落して生き残るかの二択しかなくなるのではないかと思ってしまいます。

 

時代の流れに追従できない探偵興信所は消えていく

どの職種にも言える事ですが、これからは「時代の変化に対応できた者のみ生き残れる」と言われています。

いつまでも古い考え方に囚われている方は、時代に取り残され、破滅が待っているのかもしれませんね。

フリーランスが広がっても懸念される材料も

しかし、あくまで探偵業界というのは「特殊な業種」である事も否定できません。

そもそも

  • 事務所がない
  • 固定の電話番号もない(携帯電話のみ)
  • 1人でやっている

ようなフリーランスの探偵に、個人や企業のクライアントが探偵業務を依頼するのか?

という疑念もあります。

これからは

大手探偵興信所は社員を抱えず、資金力に物を言わせてお客さんを獲得し、その仕事をフリーランスの探偵に振り分けていく

のが一般的になっていくのではないかと思います。

そして、大手とフリーランス探偵と「時代の変化に対応できた一部の中堅の探偵興信所が生き残る」という図式になっていくのではないかと思います。

 

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