調査が失敗した場合の費用|浮気調査が失敗した場合にお金は返してもらえる? | 探偵・興信所の選び方|20年の経験を持つ元探偵ならではの選び方とは
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浮気調査が失敗した時どうなる?|失敗した時の費用はどうなる?

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浮気調査が失敗悪徳探偵
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浮気調査に限らず、探偵の調査は人間がすることですので、時には失敗することもあります。

「調査成功率9〇%」と書いていても、「もし自分が依頼した調査が失敗したら…」って不安がる方もいるでしょう。

何十人もの人員が投入して行われる警察の捜査であっても失敗する場合があるのに、数人で行なうが多い探偵の調査が毎回毎回成功すると思います?

もちろん、ターゲットとなる人物の「警戒心のレベル」が探偵と調査と警察の捜査では段違いなのは間違いないですが、実際、どちらも「失敗」という結果が時には起こります。

しかし、そもそも

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浮気調査の「失敗」とは?

という疑問があると思いますが、「ターゲットに調査している事がバレる」事を思い浮かべる方が1番多いのではないでしょうか?

しかし、調査の失敗といっても数多くの種類があるのも事実です。

一般的な調査の失敗といえば

  • 調査中、ターゲットを見失ってしまった
  • せっかく浮気相手とラブホテルに行ったのに撮影が不十分だった
  • 調査した日にターゲットが不倫相手と会わなかった
  • ターゲットに調査が気付かれてしまった

という失敗もあるでしょう。

実際には、各探偵社や興信所が「当社がターゲットを見失うはずがない」「弊社の撮影技術には定評があります」と言っていても、実際にそういった失敗が起こってしまうと

「契約書に調査結果を保証するとは書いていない」

って言われることも少なくありません。

実際、

もし調査が失敗してしまった時、費用はどうなるか?

他の記事で「調査が100%成功するとは限らない」と書きましたが、実際に浮気調査が失敗してしまった場合、費用や今後の調査はどうなってしまうのでしょうか?

1.ターゲットを見失ってしまった

調査に失敗した探偵2名

まず、浮気調査で1番起こり得る失敗からいきましょうか。
探偵として、けっこう恥ずかしいんですよね…ターゲットを見失うって。

もちろん、私も現役時代「1度もターゲットを見失ったことはありません!」なんて言うつもりは一切ありません。

正直言えば、20年の現役生活で10人弱、2年に1人ぐらいは見失っていた計算になりますね。

もちろん、調子の良い時もあれば、「あれっ」ってぐらい失敗が続く時もありました。
「同じターゲットに対し、3回バレた(怪しまれた)」なんて事も経験しました。

さて、私の話は置いておいて

肝心なのは

「見失った理由」になると思います。

ずっと徒歩でターゲットを順調に尾行出来ていたのに、

ある駅で電車を降りた後、駅周辺に浮気相手が車で迎えに来ていた

こういったケースは、決して珍しい事ではありません。

現役時代は、「申し訳なさそうに」報告していましたが、今なら「じゃあ、どうしろってんだよ!各駅に車配置しておくか!?」ってキレてしまいそうですね…
正直なところ、ターゲットがどこで浮気相手と合流するなんて「当事者の2人」ぐらいしかわかりませんよね?

これを探偵側の責任にしては可哀そうだと思います。

こういった失敗は

多くの探偵事務所は「当社に責任なし」という姿勢を貫くでしょう

おそらくは調査費用を請求されると思います。

反対に

ターゲットが電車に乗ったのに、いつの間にか車内から居なくなってた

っていうヤバい失敗の場合。
普通、人間って電車から「急に消えません」よね?

個人的には、これは「完全に探偵のミス」になりますので、調査のやり直しをしてもらうのが一般的です。

 この一件で「その探偵の調査力に疑問を持った」なら返金を求めてもいいとは思いますが、おそらくキャンセル料は普通に請求されると思います。

2.証拠撮影が不十分だった

探偵がしてはいけない事

 これは「ルンルン気分」で

探偵社や興信所に報告書を受け取りにいった時に発覚する失敗

である事が多いと思いますが、正直な探偵ならその日に教えてくれるでしょう。

  • 肝心んの画像、映像がない
  • 終始ターゲットの後ろ姿しか映っていない
  • 顔が認識できないほど不鮮明

正直いって、このような調査報告書は証拠能力が極めて低くなります
最低限、第三者が「これってターゲットですね」と認識できる程度の映像や画像のクオリティーが必要です。

こういった失敗は、「1番罪深い」のように思います

「せっかく巡ってきたチャンスに結果を出せない」

これはお客さんにとっても「探偵を見限る大きな理由」になると思いますよ。

これも調査のやり直しをしてもらうのが妥当ですが、「やり直ししてもらっても、次回も必ずホテルに行くかはわからない」って辺りを突っ込めば、良心的な事務所なら「調査のやり直しプラスアルファ」が期待できるかもしれません。

個人的には

「ラブホテルに行ったのに、ちゃんと撮影できなかった」

って探偵の恥ですから。

ですが、中には「仕方がない」で済ませ、「こちらには責任ない」の一点張りの探偵事務所もありますのでご注意ください。

3.調査した日に、浮気相手と会わなかった

間違った探偵選びの結果

個人的には、これを探偵事務所の責任にしてあげるのは、ちょっと可哀そうな気がします。

おそらく、このようなケースでは「普通に費用を請求される」と思います。
おそらく探偵社や興信所側から言わせれば「そんなの知らねぇよ!」ってのが本音になると思います。

 

4.ターゲットに調査が気付かれてしまった

撮影がバレた探知

これも「何が原因でターゲットにバレたか?」によって責任の所在が大きく変わってきます。

浮気調査中に調査がバレてしまった

それなら「探偵の責任」の可能性が非常に高いでしょう。

  • 未熟な尾行をした
  • バレバレの張り込みをした
  • 強引に撮影を行なった

等、探偵に起因する露見は「技術不足」で起こる事が少なくありません。

また、中にはターゲットの警戒心の高さから「ここしかない!」って場面で、バレるのを覚悟で証拠撮影を決行する事も少なくありません。

だって、基本的に

浮気調査は「証拠が欲しい」から依頼するものですよね?

だから、そういった判断の元、強引に調査を行なう事も少なからずあります。
もちろん、お客さんに相談した上での話ですよ。

依頼者側の不審な行動でバレてしまった

もし、そうなら「依頼者側の責任」になるでしょうね。

こういうケースって、年に数件あるんですよね…

  • 依頼者の行動が裏目に出た
  • 依頼者が余計な不自然な事をする

結果、調査がバレてしまう事が…

調査中に気付かれた場合、単純に「探偵のスキルが低かった」場合も考えられますが、

依頼者が探偵へ依頼する前に「自分で尾行して」元々ターゲットが警戒していた

事を黙っている方が時折いらっしゃるんです。

調査開始早々、あまりにターゲットの行動がおかしので、依頼者を問い詰めてみると「実は…」ってのが…

色々書いてきましたが、

ターゲットに調査がバレてしまうと、どちらにしても

探偵、依頼者の双方にとって何一ついい事がない

のは間違いないでしょう。

大切なのは、事前に探偵事務所とお客さんが綿密な打ち合わせを行なっておくのが1番です。
もちろん、もし「自分で調査して、ターゲットに警戒心を与えた」のなら正直に探偵に話すべきです。

また、探偵側も契約時にちゃんと

「調査のデメリット」や「調査の心構え」等をしっかり伝えておく

必要がありますし、お客さん側も

「探偵側の言いなり」にならず、疑問に思ったのならその場で

「こういった場合は費用が発生するのか?」ぐらいは確認しておきましょう。

探偵側が「もう勘弁してくれ!」ってぐらい質問して、自分が納得するのは決して悪いことではないと思いますよ。

そして…

最後に一つ「ぞっ」することを書きましょう。

探偵社や興信所の契約書には「結果は一切保証しない」

って書いてあると思います。

もちろん、すべての探偵社や興信所ではないですよ。
しかし、大半の業者は契約書の隅っこの方に書いてあると思います。

もし、あなたが探偵の調査契約書を見る機会があったなら確認してみて下さい。

浮気調査した場合、探偵が失敗する確率なんて10%以下であることが多いですが、万が一あなたが10%以下の方に入ってしまった場合も考えておいてくださいね。

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