探偵になる方法2019
多くの方が「探偵」って職業に一度は興味を持たれた事があるのではないでしょうか。
多くは「ドラマ」や「小説」「アニメ」等の影響でしょう。
もちろん、現役探偵の中にそういった影響を受けて、探偵業界へ入ってきた人間は少なくはありません。
しかし、実際そのままのイメージで業界に入ってこられても、ほとんどの方が現実の探偵にガッカリして「数日」や「1週間」で辞めてしまうのです。
探偵になっても「殺人事件を解決できる」わけではない
ほとんど方はお分かりだとは思いますが、
探偵になったからといって
「ドラマチックな日常」や「スリルとサスペンスが待ち受ける日々」が待っているわけではありません。
時折、「ドキドキ」や「ヒヤヒヤする」ような状況に陥る事もありますが、別に警察と協力して捜査するなんて事は皆無です。
最短で探偵になるには?
これは簡単です。
最寄りの警察署(国家公安委員会)へ探偵業の届出を出せば、「探偵業届出証明書」が発行された時点で「探偵」と名乗れます。
(もちろん、欠格事由等がありますので、誰でもという訳にはいきませんが…)
大阪府の場合、条例により大阪府にも届出を出す必要があります。
どうです?簡単でしょ?
探偵業界で生きていくのは?
一応、探偵にはなれましたが、これでは所謂「自称探偵」っていうだけで、まだまだお客さんから依頼を受けて浮気調査で証拠を撮影するなんて難しいでしょう。
「なんでもあり」と思われている探偵業界であっても、平成19年から「探偵業の業務の適正化に関する法律」なるものが施行され、業界浄化の動きが少しあります。
公安委員会に届出を行なうのも、この法律ができた影響です。
探偵を名乗るからには、ある程度この法律について学んでおく必要があります。
探偵として調査スキルを磨くには?
探偵と名乗る事ができても、まだ撮影や尾行のスキルは皆無に等しいでしょう。
探偵のスキルを身につけるには
- 探偵学校に入る
- 独学で学ぶ
- いきなり探偵事務所に入社する
に分かれると思います。
結論から言えば、いきなり探偵事務所に入って経験を積む方が手っ取り早いと思います。
(未経験者で雇ってくれる探偵は少ないとは思いますが…)
もちろん、「うちの運営する探偵学校を卒業してからでないと雇えないよ~」って探偵事務所もあるでしょう。
経験上、探偵学校を卒業したからといって、次の日から一人前の探偵として調査を任される事なんて99%無いでしょう。
だから、学校の授業のような「生ぬるい現場」での経験ではなく、日当は出なくても、「本当の現場」で経験する調査の方が何倍もためになると思います。
優秀な探偵になるには?
探偵の調査にも「センス」がある程度必要です。
学歴も必要のない世界ですが、ドン臭い人間には向いていないかもしれません。
実力がモノをいう世界ですので、信頼される調査スキルさえ身につけてしまえば、重要な調査を任されるのはもちろん、噂を聞いた他社から依頼が来る事も珍しいことではありません。