探偵にできる事できない事|探偵に与えられた権限とは | 探偵・興信所の選び方|20年の経験を持つ元探偵ならではの選び方とは
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探偵に出来る事、出来ない事|探偵の権限

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探偵に嫌われる客探偵の裏話
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探偵にできる事

大金を支払ったんだから、探偵って何でもしてくれるはず

って思っているお客さんは少なくありません。

もちろん、探偵もスーパーマンではないので「何でも出来ます」とは言えないのが実情なのです。

調子のいい探偵興信所なら「任せておいて!うちに任せておけば100%安心よ!」なんてことを言う事もありますが…

警察の捜査でも「100%の成功」なんてないのに、民間の探偵興信所がする調査が「100%」の訳ないですよね?

 

探偵に与えられている権限

探偵興信所の看板を出してるんだから、「けっこうな権限が探偵には与えられてるのでは?」と勘違いされる方がいますが、実際は「普通の一般人と同じ」である事に変わりはありません。

一般的な探偵業務として

  • 尾行
  • 張り込み
  • 聞き込み

が3大業務となっていますが、何も特別な権限は与えられていません。

  • 尾行中でも、交通違反を犯せば警察に捕まる
  • 電車内や駅構内で、撮影をしくじれば「盗撮」で捕まる事も
  • 聞き込みで「探偵です」と名乗っても良い結果にならない

最近では、「関係者以外立ち入り禁止と書かれたマンション内へ入って撮影した」って理由で営業停止にされた探偵興信所もあるそうです。

だから

  • ターゲットの車にGPSを仕掛ける
  • ターゲットの自宅を盗聴して、情報を仕入れる
  • ターゲットの自宅に侵入して、情報を仕入れる
  • ターゲットの向かいのマンションに忍び込んで、ターゲット宅の内部を撮影する

これ全部、やってはいけないことですから。

 

探偵に出来ない事

「出来ること」が上記に書いた程度ですので、ほとんどの事が「出来ない」と言っても過言ではありません。

何度も言いますが、探偵といっても「一般人と同程度」の事しか出来ません。
期待していた方には申し訳ありませんが…

じゃあ、「探偵なんかに大金支払って、調査依頼なんかしない方がいいのか?」と言われれば

そうでもありません。

 

探偵が一般人よりも「優れている」ところ

空飛ぶ探偵

探偵の武器は、何と言っても「その経験」です。
これは昨日今日、探偵を始めた人には真似できません。

これまで「こなしてきた調査の数」がまさに財産なのです。

  • ターゲットの動きを見ていれば、次の行動の予測がつく
  • 調査の流れを見ていれば、ターゲットに動きがある日かどうか分かる
  • どこまで調査すればターゲットが警戒するか、ある程度わかる
  • ある程度話せば、相手がどういった人間かわかる

ある程度、探偵業をやってると、この程度の事はすぐに分かってきます。

「推理力」は特に磨かれた気はしませんが、「観察力」や「洞察力」はそこそこ探偵になってから養われたのではないかと私も感じます。

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