探偵社と興信所の違いはあるのか?
探偵を探す時に「〇〇探偵事務所」や「□□興信所」など、ふと探偵と興信所の違いについて気になった事はないでしょうか?
探偵と興信所に違いはあるのか?
昔はあった探偵と興信所の違い
私が探偵業界に入った頃なら
- 興信所は「企業調査」や「雇用調査」など企業関係の調査や結婚調査など、企業や個人の信用にかかわる調査が主な業務
- 探偵は「浮気調査」や「家出人捜索」、「人探し」などの地道な調査が業務
なんて「棲み分け」ができていたようなイメージでしたが、20年間の時の流れの中、年々その違いは無くなってきているように感じます。
興信所は「聞き込み」や「パソコン上や電話」だけで済んでしまうような業務が大半で、探偵は「尾行」や「張り込み」を駆使し、「地道に地道に調査結果を導き出す」感じだったと思います。
昔は両者の棲み分けが出来ていましたが、現在では探偵が結婚調査をしてみたり、興信所が浮気調査を受けることも普通に行われています。
それが、最近では「探偵・興信」なんて宣伝文句が普通になったり、探偵が「企業調査します」と言ってみたりと、両者の違いを探す方が難しいように思います。
結論
探偵と興信所に違いはないに等しい
と言えます。
既に、平成17年に施行された「探偵業の業務の適正化に関する法律」においても、探偵も興信所も同じくくりになっています。
たとえ興信所と名乗っていても、業務内容が「尾行」「張り込み」「聞き込み」を使って調査するようなら探偵業の届出を各公安委員会に届出る必要があります。
以上、昔は棲み分けがなされていた「探偵」と「興信所」ですが、現在はその違いが「ほぼない」というのが元探偵の見解というか現実です、
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