探偵選びが「失敗したかな…」と感じる時
今回は「探偵選び失敗」と題して、探偵興信所に依頼したものの「この依頼は失敗だったかも…」と感じられたお客さんの意見をご紹介します。
今回は、あくまで「探偵選びの失敗」なので、「調査が失敗した」ようなケースは除外させてもらいます。
お金を支払ったのに調査してもらえない
こういったケースは絶対数は減ったものの、まだまだ定期的に探偵興信所の業界団体や協会に寄せられる相談です。
- 支払いは完了しているのに、いつまでも調査に入ってくれない
- 調査は完了しているのに、いつまでも報告書が貰えない
このようなケースでは、協会が探偵興信所とお客さんの間に入り、返金や調査指示等を行なう事が多いですが、お客さんからすれば「時間の無駄」以外の何物でもありません。
報告書の際に
- 口頭のみの報告で、報告書を提出は別料金だった
- 写真数枚を渡されただけ
ような事を防ぐ意味でも、契約の際は「どういった形で報告を受けられるのか？」をちゃんと確認しておいた方がいいでしょう？
一般の方の中には「調査費用に報告書の金額が入っているのは当然だろ！？」って思う方もいるでしょうが、探偵業界をナメてはいけません。
思っていたよりも調査費用がかかってしまった
探偵へ調査依頼すると
契約時の料金より、費用が高くなってしまう事は珍しくはありません
たとえば、１日１０万円の浮気調査を依頼して、１日で証拠が撮れなければ、「じゃあ、１日追加で」となりますよね？
既に、この時点で最初の費用の２倍になってしまう計算ですね。
１０時間の調査を契約して、成り行きで調査が１０時間を過ぎてしまうと、ここでまた調査費用が増えていきます。
そう、
「延長料金」って奴ですね。
中には、契約時に大した説明もせず、調査後に「色々経費がかかりまして…」って感じで「よく分からない」追加請求をしてくる悪徳探偵事務所もあるようです。
こういった追加請求は証拠が撮れている時に多く、お客さんも証拠が欲しいもんですから泣く泣く支払ってしまう事が多いようです。
まさに「足元を見る」って感じでしょうか？
「実は、調査報告書の作成費は別でして…」のような被害に遭わないよう、
契約時に追加請求に関する事は「これでもか！」って言うぐらい
確認しておいた方が賢明でしょう。
探偵と契約する際は、相手の探偵が「もう他で契約してくれ！」って言う寸前まで、しつこく契約内容を確認するぐらいが丁度いいのかもしれませんね…
成功報酬を謳っているのに、成功報酬で契約させてくれない
これはしようがないような気もしますが、お客さん側に立ってみると「騙された」と感じてしまうんでしょうかね…
探偵側に立ってみると、
浮気の証拠が撮れそうにない案件を「成功報酬」で請けるのは危険この上ない
と思います。
経験上、相談者の中には思い込みの激しい方も一定数いらっしゃいました。
「主人が浮気しているのは間違い」と仰っていても、具体的な材料を提示してもらえないお客さんに対して、成功報酬プランで契約しないのは頷けます。
ただ、あくまで「成功報酬制」はお客さんを釣るエサであって、元から成功報酬で調査依頼を受ける気すらない探偵興信所があるのも事実です。
成功報酬でお客さんを釣って、
高額な時間単位のプランを契約させるのは論外ですね
しかし、それほど探偵業界では「成功報酬」絡みのトラブルはおおいようです。
探偵選びの失敗を防ぐ方法
どのトラブルにも言えることですが、探偵事務所に相談した段階で
- 提示された金額で「どこまで調査してもらえるのか？」
- 「どのような場合に追加費用が発生するのか？」
- 「どのような契約書で契約するのか？」
ぐらいは確認しておいた方がいいですね。
もちろん、その探偵社や興信所で契約するしないにかかわらずです。
そして、必ず
その探偵事務所へ出向くこと
直接、その探偵社や興信所のオフィスへ行くことによって得られることがあります。
- オフィスの雰囲気
- 働く人、応対してくれる人の雰囲気
これらが最初に見た「広告」や「ウェブサイト」とかけ離れていたり、「何とも言えない違和感」を感じるようなら、その日は契約せずに持ち帰ることです。
探偵事務所のスタッフは、口が達者や者や人当たりの良い人間が接客してくれると思いますが、ご自身に納得のいかないものがあるのなら、勇気をもって断りましょう。
そして、帰宅してから冷静に考えるなり、客観的に判断できる知人に相談するなり、他の探偵社や興信所に同じように相談し、1軒目とどのような違いがあるのか？どちらが優れているのか？を比べるのも探偵を選ぶ際には重要なことです。
あなたの探偵選びが失敗しないことを願っています。
